耳鼻科の花粉症治療
耳鼻科の花粉症治療
花粉症は、耳鼻科か眼科の受診が一般的です。
鼻や喉の症状がひどければ耳鼻科へ、目に強く症状が出ていれば眼科へ。
アレルギー科の病院でもOKです。
耳鼻科はしばしばアレルギー科も一緒になっています。
問診と検査で原因を特定し、治療に入ります。
花粉症の検査、チェック
鼻の視診、鼻水の顕微鏡検査、血液検査、皮膚反応テストなどを行います。
花粉症と本人は信じていても、実は他のアレルギー(ハウスダストやダニ)というケースもあります。
また、花粉症の中でもスギ花粉なのか、ヒノキなのか、他の草花なのか原因を見極めるのも大事です。
耳鼻科の治療
耳鼻科での花粉症治療は、薬物療法、レーザー治療、減感作療法(舌下免疫療法)などがあります。
お薬とレーザーは対症療法。
今ある症状の改善をします。
減感作療法は体に少しずつアレルギー源(アレルゲン)を入れて、体をアレルギー源に慣らす治療法です。
数年以上と長い時間がかかりますが、体質改善による完治を目指します。
減感作療法は昔は注射でしたが、近年、舌下免疫療法が(一部ですが)保険適用になりました。
レーザーや減感作療法は、対応している病院が限られます。
自分にどこまで治療が必要なのか判断するためにも、まずは近くの耳鼻科の受診をおすすめします。
花粉症対策
花粉症は日本人の25%が該当すると言われています。
特に近年になって増加傾向で、近い将来、もっと増える可能性が高いです。
「国民病」とも言える花粉症の、自分でできる対策をまとめました。
耳鼻科で行われる治療と合わせてやっみて下さい。